2017年10月18日

グラブの革ひも修理

横綱ですfood13hand&foot08

最近、グラブの革ひも修理がすごく多いです。

修理をしながら大切な道具を長く使うことはとても大事なことだと思います。face02emotion08

道具を大切にする選手の気持ちに応えられるよう、気持ちを込めて修理をさせていただいております。

今日は、私のこだわりの革ひも修理について少し書かせていただきます。

グラブの革ひもは市販されているもの、市販されてなく修理屋にしか入らないものがあります。

私は修理の資格を取得しておりますので、革ひもも含め全ての修理のパーツが入ります。

革ひも


写真は一部ですが、かなりの種類があります。

強度の必要なところには硬くて強いものを、強度の必要のないところには柔らかくてしなやかなものを通します。

ひもの選別にもすごくこだわっています。

次に、革ひものクセ取り柔軟性を与え、その後にオイルを塗ります。

私はこの道具を使います。

革ひものクセ取り&オイル


革ひもを通し始める前にもう一つやならければならないことがあります。

それは、厚みの調整です。

革ひもは一番厚みのある状態で販売されています。

このままの状態で芯をとじたりするとごわごわして使いにくいグラブになってしまいます。
手口部等も少し薄くします。

今は便利な道具があります。

グラブの厚み調整


これでようやく革ひもを通し始める準備の終了です。

いよいよ革ひもを通していくのですが、しっかり(強く)締めるところ、ゆるく締めるところ、ねじるところ等など・・・
すごく奥深いです。

革ひもの通し方一つでグラブがすごく使いにくいものになってしまったりもします。

選手の皆さん、革ひもが切れることなんか気にしずに、思いっきり練習して下さい!

もし切れてしまった時には・・・

私にお任せ下さい!

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Posted by santo4 at 09:00